有料老人ホーム・介護施設のツクイ・サンシャイン ツクイは介護事業34年、介護付有料老人ホーム運営13年

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2016年度有料老人ホームコミュニティ 事例発表大会 About good quality nursing home's cases tournament2016年度有料老人ホームコミュニティ 事例発表大会 About good quality nursing home's cases tournament

「有料老人ホームコミュニティ」とは、介護職員および機能訓練指導員によるコミュニティです。
毎年1つのテーマを決め、エリアごとに各施設が集まり、1年間を通し、さまざまな意見を交わしてきました。

「有料老人ホームコミュニティ」とは、介護職員および機能訓練指導員によるコミュニティです。毎年1つのテーマを決め、エリアごとに各施設が集まり、1年間を通し、さまざまな意見を交わしてきました。

テーマは、頭と体を同時に使い、認知症の周辺症状が少しでも改善され、
『夢ケア』へと繋がることを目的にしました。

※『夢ケア』とは、「想い出の場所に行きたい」「コンサートに行きたい」など、お客様の夢をお聞きして、その実現に向けて、機能訓練などを行うことです。

「コグニサイズ」を通して学んだこと
『寄り添うこと』の大切さ

コミュニティ発表
Reseach presentation

一人のお客様に寄り添い、「コグニサイズを行うことで、本当に変化があるのかどうか?」を1年間を通し、実行。
各エリアで、それぞれの施設がまとめたものを発表。エリア代表を決定しました。

一人のお客様に寄り添い、「コグニサイズを行うことで、本当に変化があるのかどうか?」を1年間を通し、実行。各エリアで、それぞれの施設がまとめたものを発表。エリア代表を決定しました。

2017年4月28日(金曜日)、場所は、横浜市「吉野町ホール」。
津久井社長をはじめ、約180名のツクイ社員を前に、それぞれの成果を発表しました。

2017年4月28日(金曜日)、場所は、横浜市「吉野町ホール」。津久井社長をはじめ、約180名のツクイ社員を前に、それぞれの成果を発表しました。

コグニサイズ
About cognicise

2016年度のテーマである「コグニサイズ」とは、国立長寿医療研究センターが開発した
運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた
認知症予防を目的とした取り組みの総称です。

(英語のcognition<認知>とexercise<運動>を合わせた造語))

2016年度のテーマである「コグニサイズ」とは、国立長寿医療研究センターが開発した
運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組みの総称です。
(英語のcognition<認知>とexercise<運動>を合わせた造語)

For example
  • 1. 一定のリズムで足踏みします。(軽く息がはずんで脈拍が上昇する程度)
  • 2. 足踏みにあわせて、「1、2、3・・・」と声を出して数え、「3、6・・・」3の倍数の時だけ手をたたきます。(普段は  できるのに、運動と一緒に行うと間違えてしまう程度)

◯ 写真は「発表会」の休憩中に行ったコグニサイズと最後の総評の様子です。

エントリー
Entry

1. ツクイ・サンシャイン町田西館
東京圏優秀賞

町田西館 コグニサイズ定着への歩み
~「理解と実践」意欲に合わせた「寄り添い」と「継続」~

2. ツクイ・サンシャイン小田原
中部圏優秀賞

『認知症』に向き合う
~笑顔を求めて 私たちの挑戦~

3. ツクイ・サンシャイン新倉敷
西日本圏優秀賞

『一人でできるようになりたい!!』
~コグニサイズから排泄ケアへ~

4. ツクイ・サンシャイン仙台
北日本圏優秀賞

輝く冒険の旅へ出かけよう!!
さぁ!もう一度・・・

5. ツクイ・サンシャイン川崎宮前
神奈川県圏優秀賞

お客様との関わりの中で
~結果よりも大切なこと~

優勝したのは、「仙台」でした。受賞作品をご覧ください。

優勝したのは、「仙台」でした。
受賞作品をご覧ください。

99歳、T様Ms.T age.99

序章

既往歴:自律神経失調症

  • 「部屋にドロボーがはいる!」
  • 「もう100歳近いんだから。」
  • 「死んだっていいんだ!」
  • 「私はさっぱりだめ。」
  • 「娘にも見捨てらた・・・」

というネガティブな発言が多く聞かれました。

車いすで徘徊、夜間せん妄が強く、昼夜問わず、大きな声で不安を訴えました。不穏な日々が続きます。

娘様が面会に来てもドロボー扱いされるので、面会を避けるようになりました。だから、自宅にも帰れません。機能訓練や日々の体操などに参加しますが、日によって、精神状態が大きく違いました。

もう一度、自信をとり戻してほしい

挑戦が始まります。

挑戦が始まる。

物語story

01. 再アセスメント

再アセスメント
「好きなこと」「得意なこと」を聴取しました。
『これから、「楽しいこと」「できること」を増やし、自信につなげよう。』 取り組みが始まります。
●アセスメントとは?
介護サービスの利用前に、お客様の生活背景やこれまでの経緯を確認、これからの計画を立てること。

02. 回想法

回想法
高齢者が「今」を豊かに生きるために、過去の回想を語るのは、自然なことです。アルバムをみながら、昔話をし、回想することで、自分の人生の価値を再発見します。話す、聞くことで記憶を維持し、孤独感や不安を減少させ、意欲がさらに高まりました。 そして、「ふるさとの盛岡へ行きたい」「娘さまと一緒に暮らしていたマンションへ行きたい」という夢を聞き出しました。
まずは「暮らしていたおうちへ」まずは「暮らしていたおうちへ」

03. コグニサイズ

コグニサイズ
「好きなこと」「得意なこと」を活かし、『オリジナルのコグニサイズメニュー』カレンダーを作成しました。毎日、そのときの様子や反応、表情の変化、そのあとの不穏な状況を詳しく記入しました。 かるた遊び、ボーリング、指折り体操、装飾作り、ボールはさみ、カラオケ、ピーピー笛などを行いました。

04. 経過

経過
すぐに表情の変化や夜間せん妄が改善する良い効果がありました。毎日の施設内の取り組みのほか、海、山、水族館、アイス屋さん、お寿司屋さん、買い物、地域のお祭り、工場見学など、いろいろなところへ行きました。戻った際のケア方法も見直しました。 たくさん笑うことで、表情筋の口角が上がり、自然と笑顔が多くなりました。娘様が面会の際にも、居室から笑い声が聞こえました。
CHANGECHANGE

05. 数値化

数値化
・長谷川式スケールでは、9から13に改善。
・MMSEは、14から17に改善。
・握力も、13kgから15kgへ、ADLの向上にも貢献。
テストの際も、わからなくても考えている様子、集中力も向上しているようでした。目に見えて改善し、ネガティブな発言も減少しました。 夜間帯のせん妄や徘徊、周辺症状もほとんどなくなりました。
●長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)とは?
聖マリアンナ医科大名誉教授の長谷川和夫氏が、1974年に考案した知能評価テスト。
●MMSE(Mini Mental State Examination <ミニメンタルステート検査>)とは?
米国のフォルスタイン夫妻が1975年に考案した世界で最も有名な知能評価テスト。
●ADL(Activities of Daily Living)とは?
日常生活で普通に行う食事や排泄、整容、移動、入浴などの基本的行動。

06. 夢の実現「想いでの街へ」

再アセスメント
娘さまが住んでいるマンションへ行くことができました。 毎日来ていたスーパーも鮮明に覚えていて、大好きな買い物でとびきりの笑顔。通い慣れたいつもの道、公園で休憩もしました。娘様とマンション付近を散歩するときは、本当に素敵な表情でした。
「そろそろ帰りますね。」とT様の一言で、ツクイ・サンシャイン仙台へ。 施設が近づくと、「ここが私のおうち」。もう、施設が自宅になっていたのです。
次の夢は、「いざ!ふるさとの盛岡へ」次の夢は、「いざ!ふるさとの盛岡へ」

終章epilogue

序章

一番大切なことは、特別なことではなく、日々の生活の中での楽しみや喜びをみつけることだと感じました。ご本人が本当に望んでいる「ふるさと盛岡へ」。私たちの挑戦は続きます。

これからも一人ひとりのお客様を大切にし、「夢の実現」「笑顔あふれる暮らし」を目指し、取り組んでまいります。

今後もチームワークを大切にし、介護の仕事の素晴らしさを伝えていきます。

87歳、M様Ms.T age.87

既往歴:急性腎不全、慢性腎臓病、大動脈弁狭窄症、認知症

明るい性格で笑顔が素敵なM様ですが、認知面の低下がみられ、ときおり、気分の変動があり、ふさぎ込んでしまいます。帰宅願望もありました。
今回、コグニサイズなどにより、認知面の向上と帰宅願望がなくなり、落ち着きを取り戻せるように、取り組みが始まりました。

●アセスメントとは?
介護サービスの利用前に、お客様の生活背景やこれまでの経緯を確認、これからの計画を立てること。

物語story

01. 施設で行われていること

ボランティアのみなさまのご協力や職員たちにより、次のことが行われました。
■ 施設内でのコグニサイズを含む生活リハビリ、機能訓練 歌や踊り/ハンドベル/書道教室/童謡クラブ/二胡演奏/フルート演奏/太鼓演奏/ヨガ教室/紙芝居/地元の四季折々の草花教室/映画鑑賞/美顔パック&アロママッサージ/集団体操

02. 途中経過

6月から5か月間が経過。基準としているMMSEの数値を計測しましたが、結果はまったくかわりませんでした。 「やりかたがだめなのか?」
「わたしたちにはできないのか?」
「どうすればよい?」
考えて、考えて、たどり着きた結論。
それは「結果よりも大切なことがあるんじゃないか」ということ。きっと、お客様と積極的にかかわることで、必ず新たな一面がみえてくる。前進あるのみです。
●MMSE(Mini Mental State Examination <ミニメンタルステート検査>)とは?
米国のフォルスタイン夫妻が1975年に考案した世界で最も有名な知能評価テスト。
あきらめず続けよう。挑戦は続きます。

03. 「ひらめき!」

MMSEを行っているときのM様の言葉です。 「家にいたときは、自分がしっかりしなきゃいけないと思っていたけど、ここにきてからは、みなさんに頼ってしまって」 短期記憶、見当識の低下が数値にあらわれていたので、次に何をしたらよいのかを模索していました。そんなとき、この言葉から次の取り組みがひらめきました。
●見当識とは?
日付、時間、自分がいる場所、自分は誰か、周囲の人の把握など、基本的な状況把握のこと。
そこで、用意したものは「カレンダー」と「シール」

こんなルールを設けました。

1 毎朝起床時に、カレンダーの「今日の日付」のところにシールを貼ってもらう。
2 シールを貼る際は、「今日の日付」を声にだしながら貼る。
(本人が慣れるまでは、フロアスタッフが声をかけながら、一緒に取り組む。)
3 【自分ルール】いくつかの色のシールを用意してあったので、日曜日は「赤」、平日・土曜日は「緑」と自らルールを決め、工夫した。

04. 途中経過2

1週間も経たないうちに、自らシールを貼っていました。ルールについては、11月はルールどおりでしたが、12月の途中から区別されないようになりました。
理由を尋ねたところ、それはおめでたい日には「赤」、普通で平和な日は「緑」とルールが変更したそうです。だから、1月1日が「赤」、そのほかの日付は「緑」になっていました。

05. 継続

さらに、家庭的な役割を分担。
食事用のエプロンをたたむ/新聞折り/テーブルをふくなど このような役割を担うことで、さらに脳へ刺激を与え、自尊心の回復を目指しました。
継続的に、ヨガ教室、太鼓の演奏、集団体操なども実施しました。

06. 少しずつ変化

●いつも遠慮がちだった外出へ 一緒によみうりランドのイルミネーションを見に行きました。 ●コグニサイズでは、積極的に参加 内容を理解し、一緒に参加しているお客様が間違えたり、できなくて悩んでいると、すぐにフォローしたり、笑いを誘ったりするので、いつも笑顔がたえないような賑やかな場になりました。

そして、ふっと、扉があきました。
「幼いころ、よく遊んでいた日比谷公園をみてみたい」
胸の内を話してくれました。

07. 「日比谷公園」ストーリー

すぐ施設長に相談し、「日比谷公園」へ行く計画を立てました。 冬の晴れた日。日比谷公会堂の脇をとおり、公園内へ。
そこには、昔と様相が違う景色がありました。それを見つめる目は、どこかさみしそうで、変わってしまったことを悲しんでいたのかもしれません。
しかし、最後はうれしいひとことを聞くことができました。 「本当に楽しかったわ」 わたしたちも、本当にきてよかったと思いましたが、次の瞬間、ショックな言葉を聞くことに。 「今、どこいってたんだっけ?」 そう言われたときはさすがにへこみましたが、気持ちを切り替え、少しだけお役に立てたからいいかと帰路につきました。

08. 数値化とその後

MMSEは、14から28に改善しました。
そして、「日比谷公園」ストーリーの<<続編>>です。
翌日、なんと!日比谷公園へ行ったことを覚えていたんです。 「昨日はどこに行きましたか?」の問いに、「日比谷公園」と答えてくれました。 日記にも、日比谷公園のことが書いてあり、「よかった」「なつかしかった」の文字もありました。
本当にうれしかったです。

終章epilogue

序章

途中、変化がなかったことに悩むこともありましたが、自分たちを信じ、続けることの大切さを学びました。M様に寄り添い続ける中で、最終的にM様の夢を知り、実際に叶えることもできました。まだこれから「ツクイ・サンシャイン」ドリームは続きます。

準備中です

「お客様に、より生き生きと暮らしてもらうために」

はじまりは「ここ」から。A starting line

町田西館は、ツクイ・サンシャインの中では大きめの施設になります。
2016年4月時点で、入居者総数は141名、介護職員は約60名、機能訓練指導員は4名。
コグニサイズを取り入れるにあたって、実施方法や職員への伝達方法などを工夫するところからスタートしました。
●コグニサイズ
国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組みの総称です。 (英語のcognition<認知>とexercise<運動>を合わせた造語)

01. 職員への伝達

まずは、各フロアの代表者へコグニサイズの定義や方法を伝達。その後、通常のフロアミーティングの時間を利用して各職員へ。また、コグニサイズを理解し、伝達できる職員を増やすために、新人研修にも取り入れました。

02. 実施内容による分担

多くのお客様を対象にコグニサイズを効果的に取り入れるため、介護職員と機能訓練指導員が分担して実施することにしました。
介護職員
毎日の集団体操に、コグニサイズを取り入れました。
機能訓練指導員
コグニバイクによる訓練や、定期的に実施している小グループ訓練に、コグニサイズを取り入れました。

取り組みの中で見えてきた、課題 Problems

徐々に定着してきたものの、課題も見えてきました。
解決に向けて、検討ミーティングを実施。また、各職員へアンケート用紙を配布、率直な意見を聞きました。 アンケートに寄せられた職員の声 「できる方とできない方が出てきていて、不安」
「できない方が精神的に苦痛ではないか、心配」
など
見えてきたこと
1. コグニサイズへの理解度を高めること
2. 職員が感じている不安を払拭することが必要だと判明

解決へ

大切なのは、「お客様を重視した」環境の整備でした
1 お客様のレベルに合わせた内容を検討する
2 生活に溶け込んだ内容を個別に検討する

新たな取り組みAdjustment

01. レベル別コグニサイズ

お客様のレベルに合わせて、少人数のグループでコグニサイズを実施。その結果、普段の生活では会わないお客様同士の交流の場になっています。
また、生活相談員、看護師、機能訓練指導員もコグニサイズに参加。職員の理解度の向上にもつながりました。

02. 個別サイズ

「集団での内容は簡単すぎる」「集団だと聴こえにくい」といったお客様に対して、個別に、生活動作の中にコグニサイズを取り入れました。 

たとえば、移動中に「コグニサイズ」を実施

毎食時、居室から食堂まで(往復80メートル)
入浴日の居室から浴室まで(往復150メートル)

テーマをお客様に決めていただくことで、やる気のアップにもつながっています。

実践内容一例 足し算・引き算/しりとり/温泉地/お寿司のネタ/元素記号/犬種/国名/歴代の総理大臣 など

取り組みの成果 Result

グラフからわかる通り、職員の認知度が向上。
また、非常に前向きな意見が出るようになりました。

<職員からの意見>(一部抜粋) 「説明マニュアルを用意し、ご家族様と一緒に居室でトライしていただいてみては?」
「見られたくないというお客様には、誘導前に居室で行ってはどうか」
「環境を変えて、公園の芝生の上で行ってみてはどうか」

取り組みを通して・・・That is ongoing.

ツクイ・サンシャイン町田西館では現在も、お客様に寄り添ったコグニサイズを実践中です。

入居者140名を超える大所帯でいかに偏りをなくすかにトライした1年間。

現場の声を参考に協議を重ねた結果、職員同士の距離が縮まり、施設全体がステップアップしました。

コグニサイズは、単なる認知症予防エクササイズではありませんでした。今、私たちにとって大切なお客様とのコミュニケーションツールになっています。

準備中です

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受付時間 9:00〜17:00(年中無休)
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